炎の一手!(2)

というわけで「藤井聡太炎の一手!」第二弾です(笑)。この一手は絶妙手なのか、それ

とも疑問手なのかオイラの棋力じゃ正直判らない。ソフトにかけてみても良く判らないの

である。というわけでその手を見てみよう

5月16日の竹内四段戦。加古川青流戦は持時間1時間で使い切ったら1分将棋。この将

棋は竹内四段が先手中飛車からうまく指して、先手良さそうな展開だった。しかし藤井四

段の反撃も巧みで、実に力のこもった攻防でこれは名局と言っても良いんじゃないかと思

う。で左図、先手の竹内四段が懸命の食いつきを見せている。これも結構うるさく、ソフ

トにかけても評価値に開きが無く形勢不明の大熱戦といった感じだ

ここで△1五歩!(右図)ここで端!?という感じの手だ。動画中継で解説していた屋敷

九段、深浦九段も「えーっ!」と言うばかりだった。大概のソフトはこの手を悪手と判断

したそうで、評価値は先手に振れたらしい。しかし加藤一二三九段は、最速の寄せで絶妙

の一手だったと断言している

実際ソフトも数手進めると評価値が後手に振れたりすることもあり、どっちが正しいのか

オイラの棋力じゃ全く判らない。ただ実戦では結果的にこの手が「勝着」になったわけで

善悪は判らないけど、相手の意表を突いて思考の混乱を誘ったことは間違いなさそう

昔、大山15世は最善手よりも相手が間違えそうな手を選ぶ、と言われていたが14歳に

してそういう勝負術も身につけているというのか。人間同士の対局であればミスをした方

が負け、というのが将棋だ。嫌らしく相手の間違いを誘うというのは有効な戦術である。

性格の悪いヤツほど良く勝てるという面は間違いなくあると思う

そうした意味では絶妙手とはまた違って、藤井四段の「勝負師としての才能」を表した手

だったのではないかと思う。性格の悪さを発揮した手、とも言えるかも(笑)

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