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謝金帳消し手続き 3  と4

交渉型

岩井義照さんという経営コンサルタント

元銀行マンですが、銀行の貸しはがしに苦しむ中小企業にアドバイスする仕事をしていました。

この人の手法で借金をなくした中小企業も多い。

信頼のおめる「身内」に自社を買ってもらう

買ってもらったお金を持って銀行に行って「交渉」する

そのお金で借金をチャラにしてください

と頼むわけです。

銀行は先に話した自己資本比率規制があるから、不良債権をなくしたいわけで、うまく交渉すればOKが出るようです。

交渉が成立したら、まじめに現金で商売をして、信頼のおける身内にたてかえてもらったお金を返す。

10億以内の比較的額の少ない場合で、「まじめ」な経営者はこの手法で乗り切った事例のいくつかを実際に知っています。

謝金帳消し手続き その4 依存型

老神温泉の山楽荘とは私が20代前半、一人で仕事をはじめた当初からつきあいがありました。

まだ先代の頃で、先代の二人とも亡くなり、娘夫婦、とはいっても私より一回り上です。

営業テリトリーを広げていった頃に、群馬の山楽荘が茨城まで送迎してもらって、年間3500人以上の扱いが3年続きました。

元々、マイクロバスが1台しか持っていなかったので、地元のバス屋に送迎を依頼した部分も多かった。9000円くらいの料金ですから、多くを扱っても送迎の経費負担は大きかった、と今、旅館に入ってから「反省」をしています。

にぎやかにお客さんは入っていても自転車操業的になったのかもしれません。

跡継ぎ夫婦が東京からもどってきて跡をつぐはずでしたが、いつのまにか東京に帰ってしまいました。

年末の「契約」の返事がないので山楽荘を尋ねいきました。

「運転手さん達が茨城は遠いと言っているので・・・・」

と女将さんは答えるだけでした。

その1ヶ月後の4月1日付で伊藤園グループになったとFAX1枚が会社に送られてきました。

女将さんは従業員として、同じように山楽荘で仕事をしています。

チェーン店化は表向きで、借金をなくすこともその立場の人にしてみれば大きな目的のようです。別にさみしいことでも、みじめなことでもありません。

しかし、そろそろ、