春の交通身の安全運動 朝と夕

街角のちょこっとしたスペースに、昨日あたりからテントが準備され、

今日から春の交通安全週間が始まった。

週間、というわりに、十日間である。

だったら旬間とでも言えばいいのに。

旬は使い慣れないようでいて、上旬・下旬・中旬という言葉ではなじんでいる。

十日間という意味だ。

どこからともなくジジババがわいて来て、交通を見守っているのかいないのか、

腰掛けている。

ありがとう。

道路わきだけじゃなく、住宅街の中なども交通の危険はいっぱいある。

巡回してくれたらもっといいかもしれない。

うちの近所などは、登下校時を狙って変質者が出る。

子どもの歩き回る時間に大人が角々にいたら、安心だ。

朝と夕で、道の様子はずいぶん違う。

朝の人の動きには、まとまった方向性がある。

みんな、どこかへ向かっている。

子どもは散漫ながらも学校へ向かっている。

学生や大人は駅へ向かっている。

そして、誰もが急いでいる。

行く方向が決まっていて、かつ、急いでいる。

これは危険だ。

注意が前方ばかりに向いてしまいがちだ。

自転車は飛ばす。

煙草を持って歩く人もよくいる。

ただ、車を運転する側から見ると、

人の動きが一定で、予測しやすいという利点は少しある。

みんなどこかへ向かっている。

特に注意すべきは、後ろ向きに歩くアホな小学男子くらいだ。

夕方はまるで状況が違う。

人々は、それぞれの目的で、それぞれの行き先へ、それぞれの歩調で向かう。

朝よりずっとバラバラだ。

急いでいる時は前ばかり見ていたが、

夕方になると今度は前すら見ていない。

そして唐突な動きをする。

気が変わったのだろうか。

いろんな角から人は出て来て、いろんな角へ入って行く。

予測しにくい。

子どもは遊びながら帰る。

朝、後ろ向きに歩いていた男子は、夕方になったら一体どんな歩き方をしていることやら。

路上、朝と夕とで気を付ける点はまるで違う。