上下分離方式

分かりやすいのはバス。

車両や運転手を用意して決められたダイヤ通りに運行するのがバス会社。バスが走る道路や信号機はバス会社の持ち物ではなくて、国道や県道など自治体が管理・維持をしています。

道路は一般車やトラックやタクシーなど他の営業車も走るから、道路はバス会社の所有物でもないし管理もしてないんです。

そこまで話は単純じゃないけど、鉄道でも運行・運営(上部)を行う組織と線路・トンネルなどインフラ(下部)の管理を行う組織を分離する方式があります。それが上下分離方式

第三セクター方式で採用してる路線もあって富山ライトレール三陸鉄道なんかが該当します。

日本国内ではそれ以外のJRや私鉄は上下一体なのが通常。でもこれってやっぱり無理があるんだよねぇ。

広大な土地を開拓の名のもとに拡大し続けた北海道。民営化以降は徹底して赤字路線を廃止していったけど、もうどーにもならないレベルまできてしまいました。やはり一企業で頑張れる事業ではありません。

なので数年後を目処にした路線廃止のニュースも出始めているけど、ここは上下分離方式を導入して少しでも多くの路線を残してほしいのです。

公共交通機関の使命というのもあるけど、代わりになり得るバスだって車両や運転手を確保して赤字にしないというのは至難の業。何と言っても今回廃線対象に挙がったのは日に数人しか利用者がいない過疎地域なのですからバスに変えたところで採算度外視な感は否めません。でも学生は車を持ってないし高齢者は事故多発による免許変換問題に逆行します。ここで鉄道が無くなると沿線住民はその地域に住めなくなることを意味してしまいます。

とはいえ無節操に残せばいいという訳ではないから難しい問題なんですけどねぇ。

昭和40年頃の北海道の路線図を見たらまだまだ縦横無尽に走り回っているし、今と違って高速化もしてないから全部乗るといったら一週間あっても出来るかどうかってレベルだったろうなぁ。この頃の列車に乗っておきたかったですよ。

今日は4月1日。

1987年4月1日に日本国有鉄道国鉄)がなくなってJR各社になってから丸30年。

次の30年後にはどうなっているんだろう…。

広告を非表示にする